1962-04-30 第40回国会 参議院 農林水産委員会 第35号
ところが個人脱退等を行たう場合、そういう場合には、農業協同化でそれを利用したほうがいいのか、あるいは自作農としてそれを持っていって経営したほうがいいのか、そういうものを勘案してこの脱退を認めるというようなことも説明書にある。そうしますると、協業というものを主体として考えているのか、やはり基本法それ自身の自立農家というものの育成を中心に考えているのか、これがわからない。
ところが個人脱退等を行たう場合、そういう場合には、農業協同化でそれを利用したほうがいいのか、あるいは自作農としてそれを持っていって経営したほうがいいのか、そういうものを勘案してこの脱退を認めるというようなことも説明書にある。そうしますると、協業というものを主体として考えているのか、やはり基本法それ自身の自立農家というものの育成を中心に考えているのか、これがわからない。
なお国の被買収農地の処理については、農業構造の改善に資すべく、たとえば農業協同化を助長促進するため、優先的に農業法人に売り払うこと等の方向が当然とられるべきであると考えられるにもかかわらず、今次改正では売り払い対象を旧所有者優先、しかも旧所有者の一般承継人にまでこれを広げ、旧地主補償への筋づけとすら解されるおそれのあること、さらには農業協同組合運営に関する規定の改悪、その他法案の中に随所に多くの反農民的
最低の文化生活、少なくとも人間の住む程度の住宅は確保することを、責任を持って両省でやっていただかなければいかぬのではないかと思うので、それで、今掘立小屋のような状況にある住宅の改良については、一つぜひ、集団住宅というふうなことの構想の場合には、建設省もそれについての措置が考えられるということも言っておりますし、あなたの方の農業協同化という思想とマッチする場合もあると思いますし、何かもっと緊密に連絡をとって
お説教じみた從來の官廳的支配が、この農業協同組合に採られるとは思いませんし、又そういうことはよくないと思いますが、この場合、そういう農村の中にあつて、協同化の優れた道を示し、或いはそういう科學的な農業經營方法の方式を導入するような、そういう先覺的な分子が、從來の官廳的な指導に代る新らしい一つの農業への道を開かなければならないと確信しておるわれでありますので、いずれにいたしましても、問題はそういう農業協同化
この點について少くも今後の農業協同化の發達は特に資金の裏付けが必要であり、農村金融の面におきまして、特に連合體において、事業と關聯しての發達が我々は必要であろう、かように存ずるのでありますが、今囘のこの法律には、事業を經營するところの連合會は、金融面を掌ることができないことに相成つておりますが、この點について、いろいろ農林省においては、あらゆる角度から、非常にお骨折りになつたということを聞いておりますが
○平野國務大臣 提案の理由のときにも申し上げましたように、農業協同組合法をつくりまして、日本農業の農業協同化をはかり、生産力を高揚いたしまして、將來外國の農産物が日本に對して相當安い價格のもとに襲い來る場合がありましても、日本農業がこれに對して十分對抗できるだけの基礎を確立したい。かように考えておるのでございます。